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分析対象の遺伝子だけで必要十分なのですか?

FAQ

分析対象の遺伝子だけで必要十分なのですか?

本サービスにおける対象遺伝子の選定理由及び根拠(科学的根拠としての科学論文の採用基準・方針)として、1「標的領域に関与する遺伝子群の中から当該遺伝子を選択した根拠」、2「他の遺伝子解析を選択しなかった根拠」、3「1、2の根拠が不十分であった場合に、利用者(消費者)に不作為の害が及ぶことが無い根拠」について以下を御確認ください。

1.本サービスでは、科学的根拠とする文献の選定にあたりa)対象遺伝子の研究が日本人(又は東アジア人)で行われている、b)論文等のグレード(peer review journalが原則)、c)発表グループや研究報告の内容、など開発者が定める文献選定基準をクリア(※)してることを確認の上で、対象遺伝子を選定しています。即ち、本サービスにおいて当該遺伝子を選定する根拠(理由)は、一定の科学的根拠が担保されているためです。
(※選定基準の詳細はWebサイトにおける「参考文献の選抜方法」をご参考ください。)

2.遺伝子型によるリスクを評価する上で「或るサービスの対象遺伝子以外を分析対象としなくても良い根拠」は検査の質・意義を担保する上で大変重要です。一方で、私たち人間のゲノムは30億文字以上のDNAによって構成され、身体に必要な酵素・ホルモン・外的から身を守る抗体など約10万種ものタンパク質の設計図を担い、これらが複雑に機能することで生体システムが成り立っており、対象遺伝子の選定に関する網羅性によらず、遺伝子型という情報は多因子が関与する体質リスクを判定する情報としては(単一遺伝性疾患等を除き)不十分です。更に生命現象には遺伝子配列以外にも、遺伝子の発現パターンや細胞の性質を確立・維持・継続させ、さらには消去・削除することで多様性を獲得する仕組みが備わっていることからも遺伝子型からわかる情報は限定的と言えます。
このように多因子が関与する体質・リスクの判定において、或るサービスが提供する対象遺伝子群のみの評価で十分かつ完全な網羅性を担保することは極めて困難か多くの場合不可能な事であるため、当社では特定の遺伝子型と個別具体的な疾患リスクを結びつける判定を行わず、或る遺伝子の影響はあくまで多数のリスク因子における1つのリスク因子として活用しています。
本サービスで評価する健康・美容等のリスクは、生活習慣を含めた多くの因子が相乗的又は相加的に働くことで高まります。そこで本サービスでは医師・管理栄養士等の専門家と連携のうえでライフスタイル分析ロジックを設計し、遺伝子分析結果とライフスタイル分析結果から総合的にリスクの傾向を判定しています。これにより、他の遺伝子解析を選択しなかったことによるリスク判定への影響を軽減し、リスク判定結果の妥当性を高めています。

3.利用者(消費者)に不作為の害が及ばないかという点は、特に疾患や生命に影響を与えうる場合に非常に大きな問題となります。起こり得る問題は大きく2つにわけられ「本当はリスクが低いのに、リスクが高いと誤判定され精神的ダメージを受けるという不作為の害」、「本当はリスクが高いのに、リスクが低いと誤判定され健康増進の機会を失い疾患リスクが高まってしまうという不作為の害」などが考えられます。
前者については、癌を始めとする高度な疾患に関するリスク判定の場合、重大な精神的ダメージを与えかねません。後者については前者と比較し、不作為の害に関する問題は更に大きくなる可能性があります。例えば「ある疾患リスクは低いとDNA検査で判定され、利用者(消費者)は安心することで健康増進の機会を逃し結果的に様々な疾患が発症してしまうこと」が想定されます。
本サービスにおいては遺伝子型の分析結果により「癌などの高度な疾患リスクの評価はもとより、遺伝子型から直接的に疾患リスクを判定しない」ことで、消費者に重大な不作為の害が生じるリスクを低減しています。またライフスタイル評価を実施することで、遺伝的リスクが高くない場合においても、健康・美容の増進の機会を提案することで、不作為の害を防止しています。

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